; 夢日記 <20191221>
夢の中に入ると、高校三年生の時に同じクラスだった女の子たちがいた。
大きなクジラが私たちを見張っていた。順番ずつ海に飛び込み泳いでいる。
一番速く泳ぎ終わった私は記念講堂で過呼吸になりながらもみんなが泳いでいるのをみていた。みんな憎んだ眼を私に向けている。
泳ぎ終わった順に私の悪口を言い放つ。
「弱虫」「泣き虫」「うじうじしていてむかつく」
「勇気がない」「悲劇のヒロインぶっている」「すぐ現実から目をそらす」
ああそうだね、みんなが言っている通りだね。私は逃げてばかり。
もう行くから。
”---でも、そんなところも全部受け入れるから”
私は最後に泳ぎ終わったこの言葉を聞きそびれてしまった。まあ、どうせ悪口だ……
そう思いながら深海に沈んだ。